おそるべしっっ！！！音無可憐さん 第04話

第4話「普通の女の子に戻ったのだ」／軍司（岡田義徳）の部屋にまたしてもあがり込んでいた可憐（榎本加奈子）は、彼をムリヤリ家へと連れていって、お手製のスパゲッテイをごちそうした。ちょうどお腹がすいていて、しかもけっこう美味。そこに可憐の父・秀樹（草刈正雄）が仕事から帰ってきた。軍司は秀樹が持っていた設計図の入った筒を見て興味を示す。設計士になるのが夢だという軍司は、秀樹の手掛る市民ホールの設計図を見ながら語り合い妙に気が合う。そんな二人を見て、可憐は嬉しかったりする。そんな折、可憐の誕生日が近づき、可憐は自分の誕生日をアピールし、誕生日の招待状を送った。ところが、可憐の誕生日は偶然にも久美子（小嶺麗奈）と同じ日。久美子は前から軍司たちとパーティをする約束をしていたのだ。久美子は、不安になる。あくる日、少年野球のボールが可憐に直撃、その場に倒れてしまう。そこに偶然通りかかった春香（斎藤梨沙）と岸宏子（実田江梨花）は彼女を介抱し、可憐は目を覚ましたがどうも様子がおかしい。いつものブリッコ可憐ではなく、普通の可憐に戻った様子なのだ。どうやらボールが頭を直撃したショックらしい。可憐が元に戻ったと大喜びする春香と宏子。家に帰り、夕飯に和食を作っている可憐を見て、秀樹は感激。しかし、あまりの普通ぶりに秀樹は逆に少し不安になる。可憐の変貌ぶりは軍司に対しても同じだった。いつものしつこくてハデなコスチュームで、ずうずうしくて…そんないつものイメージとはかけ離れた、可憐は、軍司を見てもちょっと照れくさそうに頭を下げるだけなのだ。あまりの変貌ぶりに気味が悪くなる軍司だったが、逆に可憐の事が気になって仕方なくなってしまった。