勝利の法廷式（2023/06/15放送分）第10話（最終話）

CASE1 炎上／神楽蘭（志田未来）は、天才子役として活躍した過去を持つ弁護士。蘭は、ある裁判に負けて以来、法曹界から姿を消していた。そんな中、蘭は、弁護士が主人公で、自分と同姓同名のブログ“負けない弁護士・神楽蘭”が炎上していることを知るが、身に覚えがない。実は、その“神楽蘭”になりすましてブログを書いていたのは…。

CASE2 正体／蘭（志田未来）は、蒼（高橋優斗）の大学時代の友人・速水政樹（泉澤祐希）の依頼を受ける。フードデリバリーの配達員をしていた速水は、配達先の女性・結衣（生駒里奈）からストーカー行為によって訴えられた。速水が配達する際に自分の連絡先を書いたメモを添えたり、結衣の家の周辺をうろついていたことは事実だった。

CASE3 記憶／蘭（志田未来）の事務所に、母の弁護を依頼したいという青年・光（福山翔大）が訪れる。洋食店を営む光の母・洋子（宮崎美子）は、料理人の清水を階段から突き落とした。光は、洋子が清水に店を騙し取られたと主張。店の売却を決めた洋子は、ずっと守ってきた店の味を大切にしてくれる後継者として清水と契約を交わした。

CASE4 正義／蘭（志田未来）は、特殊詐欺事件で逮捕された翼（奥野壮）の弁護を担当する。翼は詐欺の末端の“受け子”で、高齢者からキャッシュカードを騙し取ろうとしたのだ。翼は、アルバイトに応募して指示通りに仕事をしただけで、詐欺とは知らなかったと主張。翼が引き受けた仕事は、知らないうちに詐欺に加担してしまう…。

CASE5 仮面／蘭（志田未来）の事務所に、子役時代の友人・紗世（堀田茜）が妹に連れられてやってきた。紗世は、SNSで知り合った男と結婚すると言って幸せそうだが、妹は姉が騙されていると気付き、相談に来たのだ。話を聞くと、紗世は国際ロマンス詐欺に引っかかってしまっているよう…。

CASE6 自立／蘭（志田未来）は蒼（高橋優斗）から黒澤（風間俊介）の婚約者が連続女性殺人事件の被害者だった過去を聞かされ、混乱していた。そんな中、蘭は、ある医大の入試に関する不正を訴えたいという受験生の日奈（木下彩音）と母・理香子（中島ひろ子）から、集団訴訟の依頼を受ける。医大を受験して不合格だったが…。

CASE7 対峙／蘭（志田未来）は黒澤（風間俊介）に、花（北乃きい）の夫を殺したのか？と抱いていた疑惑をぶつける。黒澤は蘭に、連続殺人犯・早乙女蓮（カトウシンスケ）との本当の関係を語り始める。一方、蒼（高橋優斗）は蘭に、黒澤の周辺を探るためにしばらく休みが欲しいと申し出る。そんな中、蘭は…。

CASE8 追憶／椿（市川知宏）の妻・沙良が殺され、衝撃を受ける蘭（志田未来）と黒澤（風間俊介）。黒澤は、蒼（高橋優斗）が事件に関わっているのではないかと疑いを強める。まもなく、沙良殺害の容疑者として椿が逮捕され、蘭は椿の弁護を担当することに。椿は犯行時刻に自宅にいたと主張するが、その時間帯に…。

CASE9 再開／蘭（志田未来）は刑務所で花（北乃きい）と面会し、連続女性殺人の5人目の被害者が出たことを知らせる。蘭が、これから無実を証明すると伝えても、花は拒絶。刑務所で苦しみ続けてきた花は、心を閉ざしていた。一方、黒澤（風間俊介）は、蒼（高橋優斗）と対峙する。蘭は花の無実を証明するため、再審請求に向けて奔走。

CASE10 約束／蘭（志田未来）は、速水（泉澤祐希）にナイフを突き刺す黒澤（風間俊介）を目撃してしまった。まもなく、黒澤が逮捕される。黒澤は、連続殺人犯が速水だと知って彼を殺そうとしたものの、できなかったと蘭に告白する。一方、蒼（高橋優斗）は、花（北乃きい）が有罪になるよう仕向けた大治郎（升毅）を問いただす。