リアル・クローズ 第07話

＃1 ダサOL VS 美人鬼部長／老舗デパート・越前屋百貨店に勤める天野絹恵（香里奈）は、恋人の山内達也（高岡蒼甫）とパリを旅行中、「マダム・ミキ」と呼ばれる日本人女性の名前を耳にする。パリで活躍するマダム・ミキこと神保美姫（黒木瞳）は、百貨店やファッションブランドのプロデュースを手がけるファッション業界のカリスマだった。

＃2 あなたダサいんです！／未だ自分が何を着ればいいのかわからず、接客もうまくいかない絹恵（香里奈）。商品についての打ち合わせでも、ひと言も発言できず落ち込むばかり。そんな中、美姫（黒木瞳）が企画したアクセサリーフェアで凌（加藤夏希）のアシスタントを担当することを命じられる。追い詰められた絹恵は、口先だけのセールストークで…。

＃3 悪魔部長に弟子入志願／美姫（黒木瞳）のアシスタントを務めることになった絹恵（香里奈）は、ひっきりなしにやって来るセレブ客の対応と、次々と飛んでくる美姫の指示に追われる。そんな中、老舗ストッキングメーカーの専務取締役・水嶋知子（片平なぎさ）が新しいドレスを選んで欲しいと美姫を訪ねてきたが、優作（西島秀俊）はこの訪問に別の思惑があると話す。

＃4 独りはイヤ！結婚する／主任に昇格し、売り上げにも責任を持つ立場となった絹恵（香里奈）に、美姫（黒木瞳）は売り上げを伸ばすヒントは「売り場にある」と助言する。絹恵のマネージャー研修は、優作（西島秀俊）のもとでのバイヤー修行から始まった。秋物商品の在庫処分を命じられ、凌（加藤夏希）らと相談するうち、売れ残った商品に客が手を出さない理由に気づき…。

＃5 誰と生きる？結婚と涙／達也（高岡蒼甫）のプロポーズを受け入れた絹恵（香里奈）は、仕事を辞める決意をする。その矢先、絹恵の企画したオリジナルウエディングドレスが美姫（黒木瞳）に採用され、商品化が決定。PRのために開催されるブライダルフェアーの企画チームに抜擢されてしまう。越前屋での最後の仕事になると腹をくくった絹恵は…。

＃6 恋の修羅場と新しい服／越前屋では企業イメージアップイベントとして予定されていた企画が中止となり、急遽、別の企画を立ち上げることに。美姫（黒木瞳）が疎ましい経営戦略部の尾崎（田中哲司）は、美姫が率いる婦人服部門に担当を押しつけた。スケジュールに余裕のない中、美姫はスタッフから企画を募る。

＃7 女のバトルと生きる道／美姫（黒木瞳）が新プロジェクトを始動。そのチームマネージャーに任命された絹恵（香里奈）は、契約社員ながらチーフとして売り場をまとめるカリスマ販売員・小西まみ（中別府葵）に出会う。絹恵は有能なまみに重要な仕事を任せようとするが、まみは失敗すればクビを切られかねないと渋り、仕事を引き受けようとしない。

＃8 ニット王子獲得大作戦／越前屋が松善との合併協議に揺れる中、優作（西島俊秀）は役員への引き上げを打診される。異例の大抜擢だが、それは優作が現場の仕事から離れることを意味していた。美姫（黒木瞳）は新しいニット商品のプロジェクトを立ち上げ、ニットデザイナー・双葉公彦（中村靖日）との交渉を絹恵（香里奈）に託す。

＃9 生き別れた恋人との衝撃の過去！／越前屋は存続の危機に陥っていた。年末商戦の切り札として、美姫（黒木瞳）はニューヨークの日本未上陸ブランドとの専属契約に乗り出す。先方の条件は、人気商品のハイヒールの製造を浅草の老舗靴工場『竹内』に委託することだった。そんな中、蜂矢（小泉孝太郎）が凌（加藤夏希）に接触し…。

＃10 崩壊の危機と裏切り、最後のバトル／越前屋の社運が、美姫（黒木瞳）の進める日本初上陸ブランド『Siela＆Keith』との契約交渉に託される中、ブランドの幹部が緊急来日。明朝、契約を決する最終プレゼンをして欲しいと連絡してきた。プレゼンの時間までわずか24時間。資料作成の準備に追われていた絹恵（香里奈）は…。