アストロ球団 第01話(前編)
Aired on 2005/08/10
23mins
Play
Watch LaterAre you the member?Login
第一球(前編)/2005年9月9日午後9時9分9秒。夜空を駆け抜ける発光球を目撃した9人のプロ野球選手がいた。その中の一人、古田敦也(本人)は2005年2月、キャンプインを前にフィリピンに住むある人物を訊ねた。彼の名はJ.シュウロ(千葉真一)。病床に伏す、老いたその男は古田に、自分の人生すべてを賭けて作ったアストロ球団の話を始めた。
アストロ球団 第01話(前編)
第一球(前編)/2005年9月9日午後9時9分9秒。夜空を駆け抜ける発光球を目撃した9人のプロ野球選手がいた。その中の一人、古田敦也(本人)は2005年2月、キャンプインを前にフィリピンに住むある人物を訊ねた。彼の名はJ.シュウロ(千葉真一)。病床に伏す、老いたその男は古田に、自分の人生すべてを賭けて作ったアストロ球団の話を始めた。シュウロによれば、アストロ球団とは不世出の名選手、沢村栄治(長嶋一茂)の野球への強い想いが生んだ存在だったのだという。訝しげに思う古田だったが、シュウロの日記に克明に記されていたアストロ球団の話を読むと、俄かに引き込まれてしまうのだった。--時は昭和47年。巨人阪神戦のマウンドに、事故で入院中の江夏を装い、顔面を包帯で覆った男が立っていた。彼の投球フォームに沢村栄治の影を見た長嶋(神保悟志)ら巨人ナイン。高まる野次。すると男は包帯を取り言った。「俺はアストロ超人、宇野球一だ!」。戦中、フィリピンに出征していた沢村と幼少時代に出会い、沢村から世界最強の野球チーム、アストロ球団を作る夢を託されたシュウロが、その一員として見つけ出したのが、腕にボール型のアザを持つ球一(林剛史)だったのだ。
Series:アストロ球団