『異世界の湯』
異世界の温泉で、のんびりほっこり町おこし。湯川好蔵は大の温泉マニア。源泉のありかを鼻でかぎつける、温泉ハンターでもあった。ある時、町おこしのために秘湯を探していた好蔵は、崖から滑落してしまう。命を落とした彼を異世界に転生させたのは、岩の窪みにひっそりと残っていた、小さな神社のお稲荷さまだった。
Sorting
名湯『異世界の湯』開拓記 ~アラフォー温泉マニアの転生先は、のんびり温泉天国でした~ 第01話
1番湯 狐少女と温泉の作法/温泉ハンターこと湯川好蔵は、お稲荷さまのお使い姫・繭玉さんと、異世界にやって来た。硫黄泉のにおいを嗅ぎつけた彼は、不思議な世界には目もくれず、においのする方へ駆けだしていく。
名湯『異世界の湯』開拓記 ~アラフォー温泉マニアの転生先は、のんびり温泉天国でした~ 第02話
2番湯 エルフの娘と作法違反/混浴する好蔵と繭玉さんの前に、エルフの少女が現れた。なぜか敵意むき出しの彼女は、全裸の好蔵と繭玉さんに、魔法で攻撃をしかけてくる。
名湯『異世界の湯』開拓記 ~アラフォー温泉マニアの転生先は、のんびり温泉天国でした~ 第03話
3番湯 森の民とモール泉/エルフの少女・リリウムは、繭玉さんに敗北。裸にされると、森の中で新たに見つけたモール泉に放り込まれていた。どうやらエルフ族は、温泉を呪われた死の泉として恐れているらしく……。
名湯『異世界の湯』開拓記 ~アラフォー温泉マニアの転生先は、のんびり温泉天国でした~ 第04話
4番湯 エルフの族長と呪いの湯/好蔵と繭玉さんのおかげで、温泉の素晴らしさを知ることができたリリウム。好蔵は、温泉は皆で分かち合うべき自然の贈り物だと説く。そこに現れたのは、リリウムの姉でエルフ族の族長・オーヘンデックだった。
名湯『異世界の湯』開拓記 ~アラフォー温泉マニアの転生先は、のんびり温泉天国でした~ 第05話
5番湯 我らが森に祝福を/オーヘンデックも好蔵たちと混浴。さっそく温泉の素晴らしさを体感したかと思いきや、繭玉さんの狐耳と尻尾を見て仰天し、慌てて頭を下げてくる。
名湯『異世界の湯』開拓記 ~アラフォー温泉マニアの転生先は、のんびり温泉天国でした~ 第06話
6番湯 妙案と温泉の効能/繭玉さんとリリウムが仲良くなる一方、オーヘンデックは好蔵の語る温泉の効能に興味津々。実は今、エルフの里は財政難。それを打開するため、温泉を利用したいのだという。
名湯『異世界の湯』開拓記 ~アラフォー温泉マニアの転生先は、のんびり温泉天国でした~ 第07話
7番湯 夢と湯あたり/好蔵がぶち上げたのは、エルフの里に温泉街を建設するという計画だった。繭玉さんやリリウムやオーヘンデックは、ちょっとセクシーな温泉街の様子を妄想し始め……。
名湯『異世界の湯』開拓記 ~アラフォー温泉マニアの転生先は、のんびり温泉天国でした~ 第08話
8番湯 転げ落ちた日の想い出/ふるさとの町に賑わいを取り戻すため、観光資源になる温泉を探していた好蔵。崖から滑落した彼を異世界に転生させたのは、忘れられた小さな社のお稲荷さまだった。
名湯『異世界の湯』開拓記 ~アラフォー温泉マニアの転生先は、のんびり温泉天国でした~ 第09話
9番湯 先輩と有言十支族の王/異世界を統べる王・ルイルイが、温泉街を建設中の好蔵たちを居城に呼びつける。ルイルイの側に控える小町は、何と繭玉さんの先輩お使い姫。そしてルイルイには、何やら目的があるらしく……。
名湯『異世界の湯』開拓記 ~アラフォー温泉マニアの転生先は、のんびり温泉天国でした~ 第10話
10番湯 王の頼みと好蔵の想い/ルイルイは好蔵と同じ、異世界からの転生者だった。女性であることを隠して王位に就いている彼女は、好蔵を家臣にすることで世界を変えようとしていた。