ドッグシグナル 第14話

第1話 共倒れなボクら／犬と人々との絆を描く新作アニメが登場！元カノから押し付けられた愛犬の世話に手を焼く主人公・佐村未祐（さむら・みゆ）。ある日、腕利きのドッグトレーナー・丹羽眞一郎（にわ・しんいちろう）に窮地を救われる。これまで優柔不断に生きてきた未祐だったが、丹羽との運命的な出会いをきっかけに、犬と触れあう面白さやドッグトレーナーという…。

第2話 新しい名前／腕利きドッグトレーナー・丹羽のもとで働くことになった主人公・佐村未祐は、さっそく丹羽が代表を務めているトレーニング教室「プラウドドッグ」を訪ねる。そこで未祐が出会ったのは、丹羽の幼なじみでトリマーの泉律佳だった。「プラウドドッグ」の大家でもある律佳は、能力はあるのに働こうとしない丹羽に対していらだちを隠さずにいた。

第3話 幸せな暮らし／元カノから押し付けられた未祐の愛犬に、“猿”を意味する「サンジュ」という名前が付けられた。無事に名前が決まり、ようやく丹羽のトレーニングを受けられることに。しかし未祐のコマンドを聞く様子が見受けられずトレーニングに集中できていないサンジュ。そんなふるまいを見た丹羽は、サンジュがそろそろ“去勢手術”を考える時期にあることを…。

第4話 回る犬／飼い犬の悩みを相談しにやってきた三宅さん。ボーダーコリーの愛犬・リコシェが、散歩中に車やバイクが通りかかるとその場でグルグル回り出してしまって、危険なので止めさせたいという。丹羽は、三宅さんが夫と娘の3人家族であることを知り、家族全員そろってのトレーニングが必要だと言う。ところが三宅さんの表情は思いつめているようで…。

第5話 別れの儀式／少しずつお客が増え、にぎわいを見せる丹羽のトレーニング教室。この日カウンセリングにやってきたのは、おどおどした様子のミニチュアダックスフンドのココと、飼い主の小塚さん。家を空けようとするとココが鳴き出してパニック状態になってしまい、留守番ができない状態に悩んでいた。

第6話 丹羽の師匠／ひとりの女性が1通の紹介状を携えて丹羽のもとにやってきた。その紹介状の差出人は「藤原愛犬訓練所」の所長・藤原だった。丹羽はひどく動揺し、お客の応対も充分せぬまま部屋に閉じこもってしまう。以前、未祐たちが出かけたディスクドッグの大会の会場で丹羽に声をかけていたあやしげな風貌の男が藤原ではないかと勘づいた未祐。

第7話 守りたいもの／律佳から丹羽の過去について聞くことになった未祐。丹羽が子どもの頃に、父親と愛犬を失ったこと。律佳や鈴之介とともに通った動物専門学校で敬愛する師匠・藤原誠二（ふじわら・せいじ）に出会い、理想のドッグトレーナーを目指して腕を磨いていたこと。そして、その藤原が丹羽の身を守るためとはいえ、犬に体罰を与えてしまい2人が決別したこと…。

第8話 ひとりじめ／師匠・藤原との対立から立ち直る様子を見せる丹羽と、あらためて、なりたいドッグトレーナー像を胸に目標を定めた未祐。2人が働くトレーニング教室に新しいお客がやってきた。ダルメシアンの久美（くみ）を連れた、飼い主の角田（かどた）さん。久美が、自宅でインターホンが鳴るたびに激しく吠えて鳴き止まず…。

第9話 サンジュ、おすわり！／ドッグトレーナー・丹羽のもとで、江口さんのレオ、小塚さんのココといっしょにトレーニングを受けているサンジュ。「おすわり」や「フセ」など飼い主からのコマンドを順調にクリアしていくレオやココとくらべ、いまだに一度もコマンドを聞いてくれないサンジュに未祐は焦りをつのらせていた。丹羽がアドバイスしようとするも…。

第10話 食べないワケ／この日、丹羽と未祐のもとにカウンセリングにやってきたのは、3歳のヨークシャーテリア・はなと、飼い主の浅沼さん。はなが食事のときにごはんを部屋のあちこちに隠してしまう行為をやめさせたいという。丹羽はその原因を、一緒に暮らす幼い双子の娘たちに食べ物を取られたくないからではないかと推測。解決法として、はなの食事の回数を…。