私の推しは悪役令嬢。 第12話(最終話)

私の推しは悪役令嬢。 第12話(最終話)

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第12話 私と推しは相思相愛。/クレアが幸せになればいいと本当の想いを隠すレイに、マナリアは自分からクレアを奪ってみせるようけしかける。その挑発に乗ったレイは、彼女に勝負を挑むも敗れ、絶望の中、クレアのメイドを辞めてしまう。そんなレイに、マナリアはクレアを慰み者にすると宣言。レイは、天秤に供物を捧げ想いの重さを量る「アモルの祭式」で再び勝負を挑む。
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私の推しは悪役令嬢。 第01話

私の推しは悪役令嬢。 第01話

第1話 異世界生活は猪突猛進。/乙女ゲーム『Revolution』のヒロイン、レイ=テイラーに転生した「私」の推しは悪役令嬢・クレア=フランソワ。レイはクレアに「大好きです!!」と、ストレートに想いを告げるも、逆に毛嫌いされてしまう。クレアに何度いじわるされても、それを“ご褒美”とし、嬉々として受け入れるレイ。
私の推しは悪役令嬢。 第02話

私の推しは悪役令嬢。 第02話

第2話 メイドの仕事は愛情奉仕。/教養・礼法・魔法力の試験を受けたレイ。測定不能判定が出たレイの魔法力は、学院に通う生徒たちを驚かせた。彼女の魔法力は5段階でトップの「超」。さらに「地」「水」「火」「風」のうち、ひとりが1つの属性を持つのが一般的な世界で、レイは極めて特異な「地」と「水」の二属性持ち(デュアルキャスター)だった。
私の推しは悪役令嬢。 第03話

私の推しは悪役令嬢。 第03話

第3話 私の恋は七転八起。/無事、クレアのメイドとなったレイは、先輩メイドのレーネ=オルソーと共にクレアの身の回りのお世話をしていた。推しとの異世界メイド生活を満喫するレイだが、乙女ゲームではヒロインである。第一王子のロッド=バウアーに興味を持たれ、チェスをすることに。何とか好感度を下げようとするも、ますます興味を持たれてしまう。
私の推しは悪役令嬢。 第04話

私の推しは悪役令嬢。 第04話

第4話 魔物の襲撃は油断大敵。/魔法とは、この世界において最先端技術とされるものであり、その力をどう活用するかで各国は競い合っていた。バウアー王国唯一の三属性持ち(トライキャスター)であり、この国の魔法技術の基礎を築いたとされるトリッド先生のもと、野外の訓練場で魔法の授業が行われていた。
私の推しは悪役令嬢。 第05話

私の推しは悪役令嬢。 第05話

第5話 騎士団試験は波瀾万丈。/ウォータースライムの幼体を従魔にし、レレアと名付けて学院へ連れ帰ったレイは、メイド仕事の傍ら従魔のしつけに勤しんでいた。そんな中、生徒の揉め事や敷地内の魔物の討伐などを取り仕切る王立学院の自治組織・学院騎士団に入るための選抜試験が始まった。筆記試験を突破したクレアとレイとミシャ、そしてロッド、セイン、ユーは…。
私の推しは悪役令嬢。 第06話

私の推しは悪役令嬢。 第06話

第6話 秘密の理由は他言無用。/レイはクレアとの模擬戦に勝利するも、勝敗ではなく実力を測る試験であったため、2人は無事、学院騎士団に入団することに。騎士団として参加する『創立記念祭』での出し物も、男女逆転喫茶に決定した。レイとクレアの初仕事は、レーネの実兄であり副団長のランバート=オルソーに頼まれた…。
私の推しは悪役令嬢。 第07話

私の推しは悪役令嬢。 第07話

第7話 学祭の決め手は逆転喫茶。/王族や貴族の生徒が多い学院騎士団で、給仕や接客の精神や知識を持つ者は少ない。喫茶店を開くにあたり「奉仕の精神」を学ぶため、ロッドが講師として招いたのは、クレアのメイド・レーネだった。レーネの意外な指導力もあり、接客を身に着けていく団員たち。レイも、前世での知識をもとに喫茶店で提供するレシピを考案するなど…。
私の推しは悪役令嬢。 第08話

私の推しは悪役令嬢。 第08話

第8話 渦巻く流れは権謀術数。/バウアー王国は、力を持った豪族が王室や貴族となり、平民から税を徴収し領地の安寧に努めてきた。だが魔法の台頭により、その均衡は崩れてきている。能力主義を掲げるロセイユ国王によって、学院内においては貴族も平民も平等を謳っていたのだが、それでも差別は存在し、不満を持った学院生が平等を求めて平民運動を起こしていた。
私の推しは悪役令嬢。 第09話

私の推しは悪役令嬢。 第09話

第9話 私の主は永遠不変。/学院内で起っていた貴族と平民の対立。ディードの魔法が暴発した中庭事件。それらの裏で暗躍していたのはレーネの兄・ランバートだった。だが彼もまた、隣国であるナー帝国に愛する妹・レーネの命を人質に、国を裏切るような企てに加担させられていた。その見返りはレーネとの国外脱出。
私の推しは悪役令嬢。 第10話

私の推しは悪役令嬢。 第10話

第10話 新たな恋敵は完璧超人。/オルソー兄妹は捕縛され、平民運動は下火となった。お互いを愛する気持ちにつけこまれたとは言え、ランバートとレーネが犯したのは国家反逆罪。死罪は免れないとされていたが、クレア、そしてセインの助命嘆願を国王が受け入れ、国外追放となった。しかし、幼い頃から一緒だったレーネと別れ、クレアの気持ちは沈んでいた。