シュガーアップル・フェアリーテイル
砂糖林檎に導かれた少女と妖精。2人の夢と恋が紡ぐ珠玉のおとぎ話。人間が妖精を使役し、砂糖菓子が幸運をもたらすと信じられている世界--。そこで聖なる砂糖菓子を作る特別な砂糖菓子職人は、“銀砂糖師”と呼ばれていた。一流の銀砂糖師だった母を亡くした少女・アンは、跡を継いで、自らも銀砂糖師になることを決意する。そのためには…。
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シュガーアップル・フェアリーテイル 第11話
第11話 つくるべきもの/シャルをモデルにしたキースの砂糖菓子を見て、品評会出品作の題材に悩むアン。王家は妖精の砂糖菓子を好むとキースが言っていたことを思い出し、その理由を調べるため、休日にシャルと一緒に教会を訪ねることに。教会の天井には、祖王セドリックと妖精王の戦いが描かれていた。
シュガーアップル・フェアリーテイル 第12話
第12話 離したくなかった/サミーの企みにより、アンはラドクリフ工房を追い出されてしまう。品評会用砂糖菓子の持ち出しは許されたため、品評会に参加できることに安堵するアン。しかし、ミスリル・リッド・ポッドはアンが自分で精製したはずの銀砂糖が、ラドクリフ工房の大量生産品にすり替えられていることに気づく。
シュガーアップル・フェアリーテイル 第13話
第13話 湖水と緑の工房/品評会で王家勲章を授与され、銀砂糖師の称号を得たものの、シャルが去って茫然とするアン。エリオットの誘いもあり、アンはブリジットがシャルを連れ帰ったペイジ工房で働くことを決める。自分の力でシャルを自由にすることが、アンが銀砂糖師を名乗るための第一歩だから--。
シュガーアップル・フェアリーテイル 第14話
第14話 再び、挑むとき/シャルと再会し、助けることを約束したアンは、気を引き締めてペイジ工房での初仕事に取りかかる。作業棟でエリオットに紹介されたのは、個性豊かな4人の砂糖菓子職人だった。彼らの仕事の進め方は他の工房と異なり、戸惑いを感じるアン。しかも、砂糖菓子の注文も減ってしまっていて……。
シュガーアップル・フェアリーテイル 第15話
第15話 誰かのための砂糖菓子/聖ルイストンベル教会の新聖祭に納める砂糖菓子の選品に、ペイジ工房も参加したいと申し出るアン。グレンは先代の方針により参加を拒否するが、アンは工房を立て直すきっかけにしたいと考えていた。そんなアンの情熱に心を動かされ、ようやく選品への参加を決意するグレンだが……。
シュガーアップル・フェアリーテイル 第16話
第16話 最初の銀砂糖/エリオットが何者かに襲われ、負傷するという事件が発生する。だが、選品のための作業を止めるわけにもいかず、アンはオーランドたちと話し合いながら、雪の結晶をイメージした砂糖菓子作りを進めていく。そのモチーフは雪が好きなグレンのために、皆で考えたものだった……。
シュガーアップル・フェアリーテイル 第17話
第17話 紋章なき城/選品の作品が評価され、ペイジ工房は新聖祭の砂糖菓子制作を任されることに。シャルを自由にすることができたアンだが、自分の意思でペイジ工房に留まり、新聖祭の仕事をやり遂げる決意をする。砂糖菓子制作作業のため、ホリーリーフ城へ移動したアンたちだったが、その城は怪しい雰囲気で……。
シュガーアップル・フェアリーテイル 第18話
第18話 幽霊なんかこわくない/ホリーリーフ城に平和をもたらすため、自らリーダーとなって「幽霊退治」に乗り出すミスリル・リッド・ポッド。その夜、シャルが捕らえた幽霊の正体は、少年の姿をした妖精だった。ノアと名乗るその妖精は、かつての城主だったハーバートの小姓だと言い、アンたちを盗人呼ばわりして強がるが……。
シュガーアップル・フェアリーテイル 第19話
第19話 猫の手も借りたい/季節外れの大雨の影響で銀砂糖が固まってしまい、呆然とするアンたち。湿気を飛ばして銀砂糖を碾き直す作業に取りかかるが、時間も人手も足りない。切羽詰まったアンとエリオットは、派閥に属さないキャットに手伝いを頼もうとするが、キャットはその申し出を拒否して……。
シュガーアップル・フェアリーテイル 第20話
第20話 紫の約束/ヒューとの勝負に挑むアン。今もハーバートを慕うノアが喜ぶモチーフを考え続けたアンは、禁忌とされているハーバートの家の紋章を模した砂糖菓子を作る決意をする。勝負の日、ヒューとアンからそれぞれ差し出された砂糖菓子を見たノアが、思わず手に取ったのは……。